消費税計算
金額を入れると、すぐに計算します
旧税率(5%・3%)で計算する
5%は1997年4月〜2014年3月、3%は1989年4月〜1997年3月の税率です。
2014年4月〜2019年9月の標準税率8%は、軽減税率8%と同じ計算になります。上の8%の結果をお使いください。
消費税の計算のしかた
税抜金額に税率を掛けて消費税額を出し、税抜金額に足すと税込金額になります。税率は標準税率が10%(国7.8%・地方2.2%)、軽減税率が8%(国6.24%・地方1.76%)です(国税庁 タックスアンサー No.6303)。
| 税抜 10,000円 | 10% | 8% |
|---|---|---|
| 消費税額 | 1,000円 | 800円 |
| 税込金額 | 11,000円 | 10,800円 |
消費税額に1円未満の端数が出たときは、切り捨て・四捨五入・切り上げのどれかで整数にします。例えば税抜1,234円の10%は123.4円で、切り捨てと四捨五入なら123円(税込1,357円)、切り上げなら124円(税込1,358円)です。
整数で計算する理由
このサイトは、1.1や1.08を掛けたり割ったりしません。「税抜×10÷100」「税込×10÷110」のように整数で掛けて割り、割り切れずに残った分だけを端数処理します。コンピューターは1.1のような小数を2進数で近い値に置き換えて持つため、計算の結果がごくわずかにずれることがあるからです。
このサイトと同じJavaScriptで確かめると、次のようにずれます。
- 税抜100円×1.1は110.00000000000001になり、切り上げると111円になります。正しくは110円です。
- 税込110円÷1.1は99.99999999999999になり、切り捨てると税抜99円になります。正しくは100円です。
税抜1円から10万円までの10万通りで「×1.1をして切り上げる」計算を試すと、5,524通りで整数の計算と1円違いました。金額によって当たり外れがあるので、試しにいくつか計算しただけでは気づきにくいずれです。
税込から税抜を出す(逆算)
税込金額から消費税額を出すには、10%なら税込×10÷110、8%なら税込×8÷108を計算して端数処理し、その消費税額を税込金額から引きます。例えば税込11,000円(10%)は、消費税1,000円・税抜10,000円です。上のツールで「税込から逆算」を選ぶと、この計算をします。
逆算した税抜から計算し直しても、元の税込に戻らない金額があります。切り捨てで税込1,000円(10%)を逆算すると税抜910円ですが、910円の税込は1,001円です。このツールは逆算のたびに元に戻るかを確かめ、戻らないときは「1円ずれ」と前後の候補を出します。理由は税込から税抜を逆算のページで説明しています。
10%と8%の区分
8%(軽減税率)になるのは、酒類と外食を除く飲食料品と、週2回以上発行される新聞の定期購読です。それ以外は10%です(No.6303)。
外食にあたるかどうかや、おもちゃ付きのお菓子のような「一体資産」など、品目によって判断が分かれるものがあります。個別の判断は国税庁 タックスアンサー No.6102「消費税の軽減税率制度」で確かめてください。
端数処理
インボイス(適格請求書)に書く消費税額の端数処理は、切り上げ・切り捨て・四捨五入のどれでもよいとされています。ただし、1枚の請求書につき税率ごとに1回だけ端数処理します(国税庁 インボイスQ&A 問57)。3つの方式の違いと計算例は消費税の端数処理にまとめています。
10%と8%が混ざる請求書
請求書の消費税計算では、明細の金額と税率を入れると、税率ごとに金額を合計してから1回だけ端数処理し、税抜・消費税・税込の合計を出します。明細ごとに消費税を出して足すと合計が1円ずれることがあり、そのときは差も表示します。
食品の消費税1%(2027年4月から予定)
飲食料品の消費税率を、2027年4月1日から2029年3月31日までの2年間、1%に下げる案があります。国税庁の資料では、法案が国会で可決・成立した場合の内容とされています(2026年10月26日に国税庁の特設サイトで確認)。8%の価格が1%でいくらになるかは、食品の消費税1%の計算で計算できます。
これまでの消費税率
| 期間 | 税率(国と地方の合計) |
|---|---|
| 1989年4月〜1997年3月 | 3% |
| 1997年4月〜2014年3月 | 5% |
| 2014年4月1日〜2019年9月30日 | 8% |
| 2019年10月1日から | 10%(軽減税率は8%) |
3%と5%の時期は総務省「地方消費税」、8%と10%の開始日は国税庁「消費税法改正等のお知らせ(平成25年11月)」によります。
2014年4月から2019年9月までの8%は国6.3%・地方1.7%で、いまの軽減税率8%(国6.24%・地方1.76%)とは内訳が違いますが、合計が同じ8%なので、税込と税抜の計算は同じになります(No.6303)。5%と3%の計算は、上のツールの「旧税率(5%・3%)で計算する」を開いてください。
よくある質問
1万円の消費税はいくらですか
税抜1万円なら、10%で1,000円(税込11,000円)、8%で800円(税込10,800円)です。税込1万円に含まれる消費税は、10%なら909円(税抜9,091円)、8%なら740円(税抜9,260円)です(どちらも切り捨て)。
どの端数処理を選べばよいですか
社内や取引先と方式が決まっていれば、それに合わせてください。インボイスに書く消費税額は、どの方式でもよいとされています(問57)。選んだ方式はこの端末に保存され、次に開いたときもその方式で計算します。
入力した金額はどこかに送られますか
送られません。計算はこのページの中だけで行い、金額を保存することもありません。端末に残すのは端数処理の方式だけです。