税込から税抜を逆算

計算のしかた

金額を入れると、すぐに計算します

10%税抜金額 —円
消費税額 —円

8%(軽減税率)税抜金額 —円
消費税額 —円

消費税の端数
旧税率(5%・3%)で計算する

5%は1997年4月〜2014年3月、3%は1989年4月〜1997年3月の税率です。

5%税抜金額 —円
消費税額 —円

3%税抜金額 —円
消費税額 —円

2014年4月〜2019年9月の標準税率8%は、軽減税率8%と同じ計算になります。上の8%の結果をお使いください。

税込から税抜を出す式

消費税額を先に出し、税込金額から引きます。

税込(税率)消費税額の計算消費税税抜
11,000円(10%)11,000×10÷110=1,0001,000円10,000円
60,000円(10%)60,000×10÷110=5,454.54…5,454円54,546円
1,000円(8%)1,000×8÷108=74.07…74円926円

表の端数は切り捨てです。消費税額を先に出して端数処理する方法は、国税庁のインボイスQ&A 問57の記載例(60,000円×10/110≒5,454円)と同じです(問57)。

端数処理は切り捨て・四捨五入・切り上げから選べます。選んだ方式で消費税額を整数にしてから、税込金額から引きます。

1円ずれる理由

税込金額の中には、どの税抜金額から計算してもちょうどその金額にならないものがあります。逆算した税抜から計算し直すと1円ずれるのはそのためで、計算の誤りではありません。

税込1,000円・10%・切り捨てで確かめます。1,000×10÷110=90.90…を切り捨てて消費税90円、税抜910円です。ところが税抜910円の10%は91円なので、税込は1,001円になります。

税抜消費税(10%・切り捨て)税込
907円90円997円
908円90円998円
909円90円999円
910円91円1,001円
911円91円1,002円

税抜が909円から910円に1円増えると、消費税も90円から91円に1円増えるため、税込は999円から1,001円へ2円飛びます。間の1,000円は、どの税抜からも出てきません。

10%では税抜が10円増えるごとに税込が11円増えるので、税込の金額のおよそ11個に1個がこのように届かない金額になります。8%ではおよそ27個に2個です(税込1円〜110,000円で数えた結果)。端数処理の方式を変えても割合はほぼ同じで、届かない金額が入れ替わるだけです。例えば税込1,000円は、四捨五入か切り上げなら税抜909円で元に戻ります。

このツールで「1円ずれ」と出たときは、前後の候補(例:909円→999円、910円→1,001円)のどちらを使うかを、請求書や見積書をどう作っているかに合わせて選んでください。

国税庁 問59の527円と、このツールの528円

国税庁のインボイスQ&A 問59には、税込580円のたばこを税抜にする例として「580円×100/110≒527円」があります(問59)。税抜金額を直接計算して切り捨てる方法です。

このツールは消費税額を先に出すので、580×10÷110=52.72…を切り捨てて消費税52円、税抜528円になります。四捨五入か切り上げを選ぶと消費税53円・税抜527円で、問59と同じになります。

問59は、税込の金額を税抜に直すときの端数処理を、消費税額の端数処理ではないため「事業者の任意」としています。どちらの方法も使えますが、方法によって税抜が1円違うことがあります。なお問59の2つ目の記載例では、たばこを税抜に直さずに税込580円から内消費税52円を出しており、これはこのツールの切り捨ての結果と同じです。

エクセルで逆算するとき

エクセルやGoogle スプレッドシートでも、税込×10÷110のように整数で掛けて割り、ROUNDDOWNなどの関数で端数処理する式にすると、このツールと同じ方法で計算できます。式はエクセル・スプレッドシートで消費税を計算する式にまとめています。

よくある質問

税込金額を1.1で割ってはいけませんか

紙の上では同じ計算ですが、コンピューターの小数の計算ではわずかにずれることがあります。このサイトと同じJavaScriptでは、110÷1.1が99.99999999999999になり、切り捨てると99円です。整数で掛けて割る式(110×100÷110=100)ならずれません。

8%の逆算はどうなりますか

税込×8÷108で消費税額を出して引きます。税込1,000円なら、切り捨てで消費税74円・税抜926円です。926円の8%は74.08円で、切り捨てると74円なので、税込1,000円に戻ります。

「1円ずれ」と出た結果は使えませんか

使えます。逆算の結果そのものは正しく、税抜910円と消費税90円を足すと税込1,000円です。ただ、その税抜から税込を出し直すと1,001円になるので、見積書などで税抜から税込を計算し直す場面では1円の差が出ます。どちらの金額を基準にするかを決めておくと、食い違いを防げます。